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水洗髪の指使いや乾かし方は?

頭皮は指の腹で軽く、豆腐の表面や、うぶ毛を撫でるように洗います。力をいれすぎたり、爪を立てたりしないことです。頭皮を傷つけて、炎症を起こす原因にもなりますので。
髪が短ければ、頭皮を洗っているときに、毛髪の汚れも一緒に流れますが、ロングヘアの人ではブラシで梳かしながらシャワーで流すか、10本の指を使ってて「手グシ」の要領で、根元から毛先へ向かって梳かすつもりで洗いましょう。洗髪時に頭皮を洗う道具として、シリコン製のスカルプブラシなども売られています。毛穴の汚れがしっかりと落とせ、しかも、マッサージ効果も得られるとうたっているようですが、頭皮の潤いをとりさって、頭皮を傷つける可能性があります。ます。頭皮や毛根を洗うものとしては、指の腹以上にすぐれた道具はありません。よく、毛穴に皮脂の汚れが詰まった頭皮を見せながら、この皮脂の汚れをとって、て、毛穴をきれいにすれば、薄毛や抜け毛が防げる、といった類のコマーシャルも見かけます。これは科学的根拠のいっさいない迷信にすぎません。毛穴の皮脂をとりさることと、薄毛や抜け毛の予防との間にはなんの関連性も認められないことことは、皮膚科では常識です。
まずは、タオルでできるだけ乾かしておきます。ドライヤーをかける時間を大幅に短縮できます。乾いたタオルで髪を包んで、軽く押さえるか、たたくかして、髪の水分をタオルに吸わせます。髪が多い人はタオルをもう1枚使って2度拭きしたほうがいいかもしれません。最近の男性は髪が短くても、シャンプー後にはドライヤーで乾かすのがふつうだそうです。生まれたときから身近にドライヤーがあったためか、「シャンプーしたらドライヤー」が一連の流れとして、からだにしみついているかもしれません。
私はドライヤーを使ったことはほとんどありません。水洗髪が終わったらタオルで拭いて、自然乾燥させるだけです。髪の長さが5cmほどと短いから、自然乾燥でもあっという間に乾きます。ドライヤーは髪や頭皮を傷める原因にもなります。長いならともかく、髪が短ければ、男性であれ女性であれ、ドライヤーを使う必要はないと思います。ドライヤーのいちばんの問題は「熱」です。毛髪はケラチンとよばれるタンパク質でできていて、タンパク質は60度以上になると、変性してしまいます。また、たとえば、和紙をぬらして板の上などに広げたとします。自然乾燥だと、和紙は板にぴたっと貼りついたままの状態で乾きます。

そんなときでも薄毛治療のクリニックや病院へ行けば解決できます。

水洗髪をする頻度や水の温度は

思いたつ日が吉日、が原則ではありますが、長い連休を利用して始めるのも賢い仕方です。始めたばかりの頃はどうしても頭皮がベタついたり、ニオイが気になったりしがちです。です。家に閉じこもれる連休なら、他人の目や、「他人の鼻」を気にしないですみます。いきなり、一気にやめるのも方法です。です。でも、その人の性格やライフスタイル、職業などによっては、それがむずかしい場合もあるでしょう。それなら、徐々にやめていく方法もおすすめです。たとえば、仕事のない週末の2日だけ水洗髪にして、週3日、4日……とだんだん水洗髪を増やしていくこともできますし、シャンプーの使用量を少しずつ減らしていって、最終的にゼロにする方法もあるでしょう。月に1回しか、シャワーで洗髪していなかった私の恩師の話を冒頭で紹介しましたが、最近では、どうやらもうすこし間隔があいているらしいのです。長い年月、シャンプーをしてこなかったために、に、ほとんど皮脂が出なくなっていて、水で洗う必要さえほとんどないのでしょう。しつこいようですが、それでいて、先生がにおったことは一度としてありません。でも、いきなり先生のマネをするのは、山登りの経験のない人がヒマラヤ登頂をめざすようなもので、いくらなんでも無謀すぎます。長年、毎日シャンプーをしてきたわれわれ「凡人」は、水洗髪でも1日1回のペースから始めるのが現実的なようです。
私たちの体内温度(からだの中の温度)は36~37度ですが、皮膚表面の体表温度はそれよりも1~2度低くて、34~35度です。皮脂はこの温度で液状のまま出てきたのですから、34~35度あれば洗いながせます。ただし、シャンプーのように毛穴の中の皮脂まで根こそぎとりさるようなことはなく、必要な分の皮脂は残って、髪の毛をコーティングして、毛髪を守る役割をします。ます。また、残った皮脂の一部は空気にふれて酸化して、ニオイの元である酸化物に変わりますが、よくしたもので、こちらは34~35度あれば、すべてきれいさっぱり洗いながせるのです。もちろん、汗も流れます。
ということで、34~35度のぬるま水(ぬるま湯ではありありません)で洗髪しましょう。でも夏ならともかく、季節によっては冷たく感じるかもしれません。不快でない程度の水温で洗えばいいでしょう。あまり熱いと、保湿のかなめである細胞間脂質を溶かして、髪や頭皮を乾燥させてしまいますので、気をつけてください。

水洗髪の基本とは

ところが、シャンプーをしすぎると、人によってはフケが大量に出るようになります。毛穴や頭皮にシャンプーがしみ込むと、それを解毒したり排除したりするために、頭皮では炎症が起きます。頭皮はその部分をすべて、新しい細胞と入れ替えようとしますから、猛烈に細胞分裂をさせて、できた新しい細胞を、どんどん炎症部分に送りこみ、ダメージを受けた古い細胞を次々と皮膚の表面に押しだします。そのため、死んだ古い細胞であるフケが大量に出るわけです。ところが、ややこしいことに、シャンプーをしすぎるすぎると、これとはまったく逆に、ほとんどフケが出なくなるケースもあります。過度なシャンプーによって頭皮が極端に乾燥すると、
と、皮膚の細胞分裂が著しく低下して、新しい細胞がほとんどつくられなくなります。そのため、フケの「材料」である角質細胞の数も減るので、フケがほとんど出なくなるのです。また、表皮細胞が死んでできた角質細胞は正常なら、保湿効果の高い角質細胞へと成長します。ところが、過度なシャンプーによって頭皮が極端に乾燥すると、十分に角化していない細胞が未熟なまま頭皮の表面へ押しあげられてしまいます。未熟な細胞は命が尽きても、乾いたフケとして、順調にはがれおちることができません。この場合も、フケは出にくくなります。ほとんどの方が、フケが多いと、病的だと考え、少ないと安心しています。しかし、フケは多すぎても、反対に、少なすぎても、健康な状態ではないのです。そして、脱・シャンプーをして水洗髪に変えると、頭皮が健康になっていき、それにつれて、大量にフケが出ていた人はその量が減るでしょうし、し、ほとんどフケが出ていなかった人は、逆に、フケが少し増えたように感じることでしょう。どちらのタイプの人でも、「適量」に近づいていくわけです。なお、健康な頭皮のフケは粉に近いくらいに小さめで、粒の大きさが均等です。反対に、不健康な頭皮のフケは、大粒でその大きさが不揃いです。
頭皮を健康、かつ清潔に保てて、薄毛の予防につながる脱・シャンプー。肌もきれいになり、目も健康になって、おまけにこれまでシャンプーやリンスなどに費やしてきた手間や時間やお金がかからなくなり、なり、浴室も、シャンプーやリンスなどのボトルが消えてすっきりします。いいことずくめの脱・シャンプーに、さっそく乗りだしましょう。始めるタイミングは、夏や梅雨など、皮脂や汗が増える季節ではつらいかもしれません。そのほかの季節に始めるほうが、ニオイやベタつきのことを考えたら、ラクかもしれません。でも、大変だからといって、毛根にダメージを与え、猛毒をからだに取りこみつづけることは1日も早く断ち切る方がいいことは明らかです。思いたつ日が吉日、やる気になったときこそ、季節に関係なく、ベストタイミングといえます。

頭皮のベタつきは最初のうちだけでかゆみはおさまる

意味がないどころか、皮脂の分泌量を増やしたり、常在菌を殺したりすることで、頭皮や毛髪をかえって不潔にして、ニオイも強くすることになるのです。
脱・シャンプーのいちばんのネックになるのが、始めた頃に経験する「ベタつき」でしょう。長年シャンプーで皮脂を洗い落とし続けてきたせいで、皮脂腺が発達するだけ発達していて、つねに皮脂がジュクジュクジュクジュクと大量に出続けますので、夕方頃にはベタついてくるかもしれません。しかし、それをがまんして水洗髪を続けていれば、頭皮にはつねに皮脂が適度に残っているので、皮脂を分泌し続ける必要がなくなり、皮脂腺はしだいに小さくなり、ベタつくほどの皮脂は出なくなります。その日はかならずきますので、それを信じて続けていただきたいと思います。
患者さんの頭皮を診ている限りでは、水洗髪をスタートして3週間ほどたつと、皮脂の分泌量が少なくなりはじめるようです。そして、個人差はありますが、皮脂腺がすっかり小さくなって、ベタつきを感じなくなるのは4-5ヶ月といったところでしょうか。
脱・シャンプーを始めてしばらくの間は、かゆみを感じる人も少なくないようです。かゆみも、その原因はベタつきやニオイと同じです。つまり、長年シャンプーを続けてきて、て、発達してしまった皮脂腺が縮むまでには、それなりに時間がかかり、それまでの間は、たくさんの皮脂が分泌されることになります。皮脂は空気にふれて酸化して、過酸化脂質に変わります。たくさんの皮脂が分泌されていれば、過酸化脂質の量も多いわけで、大量の過酸化脂質は頭皮を刺激し、炎症を起こさせます。かゆみは、この刺激や炎症によるものなのです。水洗髪を続けているうちに、しだいに皮脂腺が小さくなり、それにつれてかゆみもおさまっていくでしょう。患者さんを診ている限り、多くの方が1か月もしないうちに、かゆみから解放されるようです。
ただし、1か月以上たっても、かゆみがいっこうにおさまらない場合や、頭皮のあちこちが赤くなったり、大粒のフケが多かったり、ちくちくしたりむずがゆかったりという症状があるのであれば、マラセチアが原因の脂漏性皮膚炎の可能性が高いので、症状が続くようなら、皮膚科で治療が必要な場合もあります。
皮膚の表面、表皮にある表皮細胞は、28日ごとに新しく入れ替わっています。皮膚のいちばん表面にあるのが、角質細胞です。表皮細胞が死んで、角化した細胞で、皮膚を外界の刺激などから守っています。
ます。いまある角質細胞も2~5日後には自然にはがれ落ちて、新しい角質細胞と入れ替わります。古くなってはがれ落ちた角質細胞を、からだなら垢といい、頭皮ならフケといいます。したがって、頭皮が正常であれば、少しぐらいのフケは出るものなのです。

正しいシャンプーを使えば不潔とは無縁

シャンプーという行為は薄毛の原因となり、さらに、肌まで荒らす元凶です。女性に限らず男性も、肌の健康のためにも水だけの洗髪を始めるべきです。とくに、乾燥肌、敏感肌、アトピーの人には一刻も早く、シャンプーをやめていただきたいのです。アトピーの肌では、バリア機能が著しく低下しているので、シャンプーの最中に泡が少しついただけでも、シャンプーの成分が皮膚の中に入りこみ、肌がかぶれて炎症を起こします。アトピーの方こそ、担当の医師と相談のうえ、1分1秒でも早くシャンプーをやめて、水洗髪に切り替えていただきたいですね。
シャンプーをやめれば髪や頭皮にいいことばかりだということはわかったけれど、水で洗うだけでは汚れが落ちないのではないか、不潔になるのではないか。そう思っている人が大半でしょう。しかし、さきほどのくりかえしになりますが、実際には、水だけで洗っているほうが、皮脂の分泌量が少なくなる分、頭皮も毛髪も清潔に保てるのです。事実、水だけで洗っている人の頭皮を顕微鏡で見ると、きれいなものです。皮脂も汚れもちゃんと落ちています。
人間のからだから出るもので、水で洗いながせないものはひとつとしてなく、汗も皮脂も血液も、大便も小便もすべて水で流せます。だから、水で洗ってさえいれば、髪もからだも清潔に保てるのです。
ニオイも同じです。ニオイの元は、皮脂が酸化してできる脂肪酸や過酸化脂質、アンモニアや硫化物などです。それらニオイの元は、水ですべて流せます。シャンプーをやめたばかりで、皮脂がまだたくさん出て、ベタついているうちは、とくに髪の長い方などは、ニオイが気になるかもしれません。でも、シャンプーを断って4~5か月もたてば、皮脂量が減り、皮脂腺がすっかり縮みますの気にならなくなるでしょう。
もちろんそれよりも早い人も大勢います。いずれにしても私は脱・シャンプーを実行している人のそばで、不快なニオイを感じたことは一度もありません。
ただし、20~30cmまで近づいて頭のニオイを嗅げば、皮脂が頭皮に出てきたばかりの、皮脂自体のかすかなニオイはします。が、それは決して不快なニオイではありません。ます。が、それは決して不快なニオイではありません。酸化した有害な油などのニオイとは区別して考えるべきで、まったく無臭の人間なんてありえないのです。そんなかすかなニオイまで消そうとするのは、病的な感覚ですし、間違っていると思います。皮脂や汗のほかにも、髪や頭皮には花粉やほこりといった水溶性の汚れやや、また、揚げ物の油や排気ガスなどの油溶性の汚れもつくでしょう。水溶性の汚れならもちろん水で洗いながせますし、油溶性の汚れも水の温度を少し上げれば、ほとんど落とせます。ほとんど落とせたら、それでよしとしましょう。頭皮の10万個の特大の毛穴から毒を注入してまで、シャンプーで汚れを完璧に落とす意味はどこにもありません。

シャンプーが恋しいなら、「純せっけん+クエン酸」

化粧品には界面活性剤や防腐剤、さらに、保湿成分、有効成分などと称する、さまざまな化学物質が大量に含まれていて、それらが肌を乾燥させ、常在菌を殺し、新陳代謝を著しく低下させ、炎症を起こさせて皮膚を不健康にして、肌の老化を早めてしまうのです。というわけで、美肌のために私のクリニックにいらっしゃる患者さんたちには、には、化粧品によるスキンケアをできるだけやめていただいています。1か月に1度の診察のたびに、患者さんの肌をマイクロスコープで診ていると、少しずつではありますが、キメが整って、色が白く均一になり、乾燥も改善されて肌がふっくらとしてくるのがわかります。
その変化は少しずつ、ときには数か月、そしてときには何年もかかって改善していきます。ところが、ときどき、急カーブを描くようにぐんと肌の状態がよくなっているケースがあります。
ます。多くがシャンプーをやめて、水洗髪に変えたときです。シャンプーやトリートメントに含まれている化学物質とその害について述べました。
た。界面活性剤はバリアを破壊して頭皮を乾燥させますし、配合されている化学物質は皮膚の細胞を死滅させる細胞毒性を持ち、また、環境ホルモン(内分泌攪乱物質)として作用をする物質さえあります。ます。洗髪のたびに、少量とはいえ顔にもこういう物質がたれてくれば、肌にも健康にもダメージを与えないわけがありません。シャンプー以上に危ないのが、トリートメントです。多くの人がトリートメントに含まれる有効成分有効成分(有害成分というべきですが)を洗いながしてしまってはもったいないからと、ざっとすすぐだけにしています。トリートメントの化学物質にコーティングされた髪が四六時中、顔にふれつづけるのですから、肌が炎症を起こしてかぶれてもふしぎはありません。シャンプーとトリートメントをやめれば、それらに含まれるさまざまな化学物質にいっさいふれずにすむのですから、シャンプーをやめた患者さんの肌が一気に急カーブを描くように改善されるのも合点がいくというものです。反対に、化粧品をやめたのに、顔がチクチクしたり、赤くなって荒れたりといったトラブルが続く患者さんも少数ながらいらっしゃいます。そういう患者さんたちにシャンプーをやめていただくと、トラブルが消えていくケースは少なくありません。もし、耳のうしろや盆のくぼ、顔の生えぎわなどがチクチクかゆくなったり、赤くなったりしていたら、シャンプーとトリートメントが「犯人」の疑いが大いにあります。

頭皮のベタつきと臭いが解消する

これは、ひとつには脱・シャンプーによって、白髪にコシやハリが生まれたためであり、もうひとつは、まえにも書いたように、水だけの洗白髪ではシャンプーのように皮脂を根こそぎとりさることはなく、
なく、適量の皮脂が白髪の毛に残るためです。それが「天然の整白髪料」として白髪に働くのだと思います。■その6ベタつきとニオイが解消する私もシャンプーをしていた頃は、夕方になると白髪がひどくベトついて、におってもいたのが、水洗白髪に切り替えてしばらくたつと、ベタつきもニオイも解消されていたのです。このうれしい変化は、皮脂腺が縮んできたおかげで、皮脂分泌自体が減り、減り、それにともない、ニオイの元となる、皮脂が酸化してできる過酸化脂質の量も大幅に減ったことにほかなりません。シャンプーをやめると、白髪が健康になるばかりではありません。目にもいい影響が現れます。
水だけで白髪を洗うようになって何がよかったかといえば、シャンプーが目に入らなくなったこと。そういって喜んでいた人がいます。シャンプーが目にしみて、痛かったそうです。目にシャンプーが入ると、白目が赤く充血します。この状態が続くと、白目の毛細血管がふくれて目立つようになり、赤目にになります。また、くりかえすことによって慢性的な炎症が起きて、毛細血管も、また、コラーゲンまでもが増えて、そのせいで、白目が赤くなったり、黄色く濁ってきたりしますし、ドライアイをひきおこす原因ともなります。
シャンプーが目に入っても、異物は涙で洗いながされるので、じきに痛みや不快感はおさまるでしょうが、シャンプーに含まれる界面活性剤をはじめ化学物質が、ごく少量とはいえ、日々くりかえし目に入ることは、目の健康のためにいいわけがありません。白目の白さは清潔感と若々しさの象徴です。目の健康健康と美しさのためにも、シャンプーをいつまでも続けるのは、賢い選択とはいえません。シャンプーをやめると、白髪の毛だけでなく、肌も健康に、美しくなります。このことについて述べるには、男性の方には少々辛抱していただいて、まず化粧品に対する私の考え方をお話ししておかなければなりません。
形成外科医として、私はやけどの治療を応用した宇津木流スキンケア「何もつけない、ぬらない」美容法を提唱しつづけてきました。ポイントメイク以外の化粧品は、ファンデーションからクレンジング、化粧水、クリームにいたるまでいっさい使わず、朝晩、水で洗顔するのが、唯一のスキンケアです。

頭皮が厚くなるので、毛が根を深く張れる

界面活性剤の強力な洗浄力には、皮脂腺を発達させることともうひとつ、表皮のバリア機能を破壊するため、頭皮を徹底的に乾燥させ、皮膚の細胞分裂を止める止めるという弊害があります。頭皮の乾燥がはげしいと、表皮の最下部にある基底層では新陳代謝が止まって、新しい細胞がつくれなくなり、細胞の数が不足して頭皮は薄くなるばかり。
ばかり。頭皮が薄ければ、毛は根を深く伸ばせないので、せっかく生えてきた毛も十分に成長できないため、細くて、抜けやすくなるのです。シャンプーをやめれば、表皮のバリア機能が維持されるので、ので、頭皮はしだいに潤いをとりもどしていき、基底層の新陳代謝が盛んになって、頭皮はふっくらと厚くなります。そうなれば、毛はしっかりと深く根を張って、十分に太く、長く育つことができます。
常在菌が増えるため、頭皮が「健康&清潔」になる。シャンプーにはパラベンなどの強力な殺菌作用のある防腐剤が入っています。
防腐剤は頭皮の常在菌を殺します。常在菌は頭皮に隙間なく棲みつくことで、他の細菌やカビの侵入を防ぐ大切な働きをしています。その常在菌の数が減れば、ふつうなら侵入できないマラセチアをはじめとした病原性のカビや雑菌におかされ、脂漏性皮膚炎のような、皮膚の炎症を起こして、赤くなったり、かゆくなったり、フケがひどくなるなどの症状が常に続くようになり、白髪の成長を妨げます。
シャンプーをやめれば、常在菌を殺さずにすみ、頭皮は健康で、かえって清潔な状態が保たれて、白髪の成長にとっても良好な環境が確保されることになるのです。
シャンプーに害があることは、いまや疑う余地のない医学的な事実です。薄毛の進行を遅らせたいのなら、シャンプーの使用を中止することが大前提です。シャンプーをやめない限り、どれほど効果のある育毛剤を使おうと、長期的には、その効果は相殺されてしまうでしょう。逆に、シャンプーをやめれば、いえ、やめさえすれば、皮脂腺も、毛根幹細胞も、頭皮も、毛穴全体も、常在菌も、すべてが本来の健康な状態に、つまりは、その人にとってのベストな状態に戻りますので、そこに生える毛も、シャンプーを使っているときよりも、太く、長く、しっかりとしたものに育っていくのです。
脱・シャンプーは薄毛の予防につながるだけではありません。ほかにも、思わぬご利益をもたらします。おまけみたいなご利益があります。白髪自体に「整白髪力」がよみがえることです。

シャンプーをしない、白髪への6つのこだわり

それにしても、皮膚の再生力にはあらためて驚かされました。人体はやはり奇跡の集合体です。その奇跡的な力を人体に最大限発揮してもらうには、その能力を阻害する行為を排除していくことがいちばん効果的な方法で、それ以外によい方法はありません。シャンプーを、リンスを、ムースを排除する……。つまり、水で洗うだけの方法がベストなのです。野生の動物たちがしているように。
シャンプーは薄毛や禿げをつくる一大原因となります。「百害あって一利なし」という言葉がぴったりです。
という言葉がぴったりです。ということは、シャンプーをやめて水洗白髪に切り替えるだけで、「百害」が消えます。百害が消えれば、薄毛や禿げを予防し、その進行を遅らせ、場合によっては、白髪を増やすことにもつながるのです。2章のおさらいをかねて、シャンプーをやめた場合の「百益」について考えていきましょう。
シャンプーに対して私がいちばん実感している問題は、皮脂腺を発達、肥大させることです。シャンプーが皮膚表面の皮脂を根こそぎとりさると、からだは不足した分を補おうと、と、大量の皮脂を分泌します。しかし、すぐにまた、それを洗い落とすと、皮脂腺はさらに、たくさん皮脂を分泌しなければならないので、皮脂腺を大きく発達させてしまいます。ます。本来なら毛にいくはずの栄養のほとんどが、大きくなった皮脂腺に吸いとられて、毛はいわば栄養失調の状態となり、うぶ毛のように細くなっていきます。シャンプーをやめれば、皮脂が根こそぎ洗い落とされずにすみます。頭皮が皮脂不足の状態から抜け出し、しだいに皮脂の分泌量が減りますから、皮脂腺は縮んで小さくなっていきます。皮脂腺が小さくなれば、それまで皮脂腺に横取りされていた栄養も毛にいくようになるので、毛がどんどん太く、しっかりと育っていくのです。
シャンプーに大量に含まれる防腐剤や界面活性剤は頭皮や毛穴にしみこみ、活発に働いている毛根幹細胞に直接ダメージを与える細胞毒性をもたらします。イラスト(※)を見て下さい。
下さい。毛根幹細胞は、毛の種のようなもので、毛母細胞に成長したり、毛母細胞に働きかけて、毛髪をつくる重要な主役です。毛根幹細胞は、毛穴のごく浅い部分にありますので、シャンプーやリンスなどの細胞毒性の被害を受けやすいのです。界面活性剤の細胞毒性は、このように皮膚の表面から毛根幹細胞に直接、害をおよぼして、働きを低下させます。
毛髪をつくる「大本」の働きが弱まるのですから、白髪が生えにくくなるのも当然です。
シャンプーをやめれば、毛根幹細胞が界面活性剤の細胞毒性にさらされずにすみ、毛根幹細胞は本来の機能をとりもどして毛母細胞へきちんと働きかけられます。当然、元気で太い白髪が生まれ、育っていくことができます。