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頭皮のニオイが気になるときは

純せっけんはアルカリ性ですから、洗髪後に毛髪はアルカリ性に傾きますが、弱酸性のクエン酸を使うことで中和できるわけです。リンスのつくり方は簡単。洗面器1杯の、ぬるめの湯「ぬるま水」に小さじ約2分の1のクエン酸を入れて、よくかきまぜるだけです。分量を厳密に量らなくても、舐めてもすっぱくない程度のごく薄いものと覚えておけばいいでしょう。クエン酸のリンスを髪全体にいきわたらせたら、すぐに洗いながします。クエン酸のリンスにふれると、毛髪は一瞬にして中和されますので、時間をおく必要はありません。ゴワゴワしていた髪がすぐになめらかになり、指どおりもよくなります。刺激臭もまったくなく、使い勝手のよさは、かなりのものです。ごくごく薄い液とはいえ、クエン酸が肌につくと、多少の刺激になるかかもしれませんので、十分にすすぎましょう。
ニオイがどうしても気になるというなら、長髪の場合、髪をすっきりとうしろで束ねたり、毛先に香水などをつけたりして凌いではどうでしょう。
また、スポーツをして汗をかいたり、焼肉屋さんで焼肉を食べたり、あるいは、居酒屋で運悪くヘビースモーカーと隣り合わせになったりといったときなどでも、まずは水だけで洗ってみてください。ほとんどの場合、ニオイは気にならないくらいになるはずです。それでも気になるなら、お湯で洗髪してください。ください。それでもニオイが気になる場合に限って、少量のシャンプー、できればせっけんシャンプーを使うのはしかたがないかもしれません。男性であれ、女性であれ、ブラッシングは必ずして下さい。ベタつきやニオイ、かゆみが気になったときも、シャンプーに手を伸ばすまえにブラッシングをしてください。
ブラシをかけることで、それらの元となる髪や頭皮の余分な皮脂や過酸化脂質などが、ブラシの毛にからめとられるのです。まず、ブラシ選びですが、なるべくやや目の細かいものを選んでください。できれば、獣毛(イノシシやブタの毛)のものなら静電気が起きにくく、頭皮へのあたりもやさしくて、さらに、髪につやをもたらすというオマケまでつきます。ただ、値段が高く、手入れも少々めんどうかもしれません。いっぽう、ナイロンやプラスティックのブラシは静電気が起きやすく、髪につやも出ませんが、獣毛ブラシよりも安くて、手入れも簡単です。ニオイやベタつき、かゆみなどの元となる汚れをとるだけが目的なら、獣毛のブラシでも、ナイロンやプラスティックでもかまいません。自分に合うものを選びましょう。ニオイや皮脂汚れを落とす人気のシャンプーを紹介しています。

頭皮のべたつきがどうしても気になる場合は

シャンプーをやめた当初、いちばん多い悩みがベタつきかもしれません。ベタつきががまんできない場合も、シャンプーするのではなく、少し熱めのお湯で洗うことをおすすめします。
またたとえば1日2回水で洗うとか、あるいは、いっそのこと、できるだけ少量のシャンプーか純せっけんで洗髪するのもよいでしょう。シャンプーは絶対に使わないぞ、とはじめからあまり力まないほうが、挫折しないですむかもしれません。ただし、シャンプーをすればするほど、皮脂がジュクジュク出て、皮脂腺が肥大するということは、つねに意識して、なるべく、シャンプーの量を減らしていく努力は続けてください。この日々の努力がとても重要です。
シャンプーをしたくなったときには、舐めたり飲んだりできない気持ちの悪い液体が、頭から体内に入りこんで、髪の毛はもちろんのこと、からだまでも蝕むことをぜひ思い出してください。いずれにしても、シャンプーで洗っていれば、いつまでたっても皮脂の量は減らないし、ベタつきもおさまりません。ベタつきから解放されるには、シャンプーで洗わないこと以外に方法はないことを心に刻んでおいてください。水洗髪に切り替えたばかりの頃は、まだシャンプーを使いたくなる日もあるでしょう。そのようなときにはできれば、シャンプーではなく、純せっけんの使用をおすすめします。シャンプーなどの合成洗剤が化学的に合成された界面活性剤なのに対して、純せっけんはオリーブ油やヤシ油、パーム油などの植物性の油や、牛脂などの動物の脂をベースに苛性ソーダなどを加えることで、界面活性作用を持たせたものです。自然界にある原料からつくられている点が、合成洗剤のシャンプーとは決定的に異なります。純せっけんの洗浄力は合成洗剤と同程度か、それ以上あります。ただ、化学物質をいっさい含んでいないので、細胞毒性は少なく、合成洗剤のシャンプーよりもはるかに安全なのです。まずはぬるま水でしっかりと洗って、髪の汚れをあらかた落としておきます。すると、ごく少量のせっけんでたっぷり泡立ち、汚れも十分に落とせます(このことは、合成洗剤のシャンプーを使う場合でも同様です)。リンスには、薬局などで売られているクエン酸を使いましょう。クエン酸は梅干やレモン、お酢などに含まれているすっぱい成分。弱酸性です。重曹とともに、「エコ掃除」の2大スターともいうべき存在で、キッチンなどの水まわりやトイレの掃除などにも使われています。また、純せっけんを使った洗濯の最後に足すと、衣類がふんわりと仕上がることから、衣類のリンスとしても活用されているなど「エコ家事」の優等生です。

水洗髪のより高みの方法

5日に1回に挑戦毎日、厳格に水だけの洗髪を続けているうちに、3週間ほどで皮脂の分泌量が少なくなりはじめ、たいていは4~5か月ほどで皮脂腺はすっかり縮んで、皮皮脂の分泌量は「最盛期」の半分ほどに減るようです。そうなれば、ベタつきもニオイももはや過去のもの。なにより、頭皮や毛穴も健康な状態に戻り、この頃から髪にコシやハリが出てきたことを徐々に実感するようになるはずです。水だけ洗髪でも、あまり丹念に時間をかけて洗ったり、ときどきせっけんを使ったりしできないかもしれません。いずれにしても、髪にコシやハリが実感できるようになったら、意欲のある方はより「高み」をめざしてはいかがでしょう。毎日していた水洗髪の間隔を少しずつ延ばしていくのです。まず洗髪する日を1日おきにする。次に2~3日に1回にしてみる、それに慣れてきたら、4~5日に1回まで延ばします。水洗髪でも、皮脂はかなり落ちます。その水洗髪が4~5日に1回になれば、それだけ失われる皮脂が減って、その分、毛根に栄養がまわりますので、髪にコシやハリがますます感じられるようになるでしょう。それだけでなく、4~5日に1回の水洗髪をしばらく続けていて、皮脂の量が少なくなれば、この間隔でもニオイもベタつきもなくなるのですから、これはちょっと感動ものです。ただし、シャンプーをやめてすぐに、4~5日に1回の水洗髪に切り替えるなどというカゲキな行為は危険です。ジュクジュクと大量の皮脂が出ている段階では、1日1回、酸化した皮脂だけは流しておかなければなりません。大量の皮脂がたまって酸化して過酸化脂質になり、頭皮を刺激すれば、脂漏性皮膚炎を起こして、フケが粉のように落ちてくることになりかねません。
水洗髪への移行に、無理は禁物。行きつ戻りつしながらでも、水洗髪に完全移行できれば、うれしいことがたくさん待ちうけています。そのひとつが、コシやハリのある、太くて丈夫な髪になること、つまり、薄毛の予防につながることはいうまでもありません。
せっかく水洗髪に切り替えても、しばらくはベタつきやニオイ、かゆみなどを経験するかもしれません。それらに耐えられなくて、シャンプー洗髪に戻ってしまう人も、残念ながらいます。
ます。でも、このとき、ちょっとした対処法を知っていれば、きっと続けられるはずです。というわけで、まずは、ベタつきの対処法についてからみてみましょう。

頭皮や髪のために気をつけたいドライヤーのやり方について

ところが、板に広げた上からドライヤーをかけると、と、表から先に乾いて縮み、裏側が乾くまでの時間との間にズレが生じます。そのせいで紙は、表側へ向かって、スルメを焼いたときのように、めくれあがったり、デコボコになったりします。ドライヤーをかけた場合も、同様のことが起きるはずです。つまり、キューティクルの表面がその内側よりも先に乾くせいで、表面がめくれて、毛髪の表面が破壊され、毛の内部の水分が蒸発することが考えられます。いずれにしても、このような急激な変化は頭皮や毛髪に負担になります。とはいえ、髪が長いと、ドライヤーを使わないわけにはいかないようです。です。乾くまでに時間がかかることで、いろいろ問題が起きてくるといいます。たとえば、毛髪は水に長時間さらされていると、水分を含んでふくれます。この状態を「膨潤」といい、膨潤した髪は、ちょっとした刺激で傷ついたり、切れたりします。また、いつまでも頭皮が湿っていると、雑菌がはびこりやすいということもあるようです。それに、とにかく寒いといいます。ます。私の妻も、冬など自然乾燥を待っていたら、頭から風邪を引いてしまう、などといっています。実際には、頭から風邪を引くなどということは迷信だと思いますが。膨潤する、雑菌がはびこる、頭から風邪を引く、といった理由から、自然乾燥させるよりもドライヤーでさっさと乾かしたほうが髪のためにも、頭皮のためにも、そして、からだのためにもよいというわけです。なるほど、一理ありますね。ドライヤーを使うのなら、その弊害を最小限にとどめる方法を知っておく必要があります。まず、ドライヤーは髪を持ちあげておいて、その下から風をあてると、乾きにくい髪の根元から先に乾かせます。さらに温風と冷風を交互にあてること、1か所に集中してあてないこと、髪から15cmほど離すことなどを守りましょう。そして、地肌が完全に乾いて、毛先が少し湿っている状態でやめるのが、基本中の基本です。ショートヘアで1分以内、ロングヘアでも5分以内を目安に切りあげましょう。こうしてきれいに乾かしたあとは、整髪料も、また頭皮のうるおいエッセンスだの乳液だのといったヘアケア製品は使わないでください。界面活性剤をはじめさまざまな化学物質が含まれていて、特大の10万個の毛穴からそれらが入りこんで細胞を傷つけ、あるいは頭皮を乾燥させて薄くして、その結果、薄毛や禿げを進行させることは、くりかえし述べてきたとおりです。

水洗髪の指使いや乾かし方は?

頭皮は指の腹で軽く、豆腐の表面や、うぶ毛を撫でるように洗います。力をいれすぎたり、爪を立てたりしないことです。頭皮を傷つけて、炎症を起こす原因にもなりますので。
髪が短ければ、頭皮を洗っているときに、毛髪の汚れも一緒に流れますが、ロングヘアの人ではブラシで梳かしながらシャワーで流すか、10本の指を使ってて「手グシ」の要領で、根元から毛先へ向かって梳かすつもりで洗いましょう。洗髪時に頭皮を洗う道具として、シリコン製のスカルプブラシなども売られています。毛穴の汚れがしっかりと落とせ、しかも、マッサージ効果も得られるとうたっているようですが、頭皮の潤いをとりさって、頭皮を傷つける可能性があります。ます。頭皮や毛根を洗うものとしては、指の腹以上にすぐれた道具はありません。よく、毛穴に皮脂の汚れが詰まった頭皮を見せながら、この皮脂の汚れをとって、て、毛穴をきれいにすれば、薄毛や抜け毛が防げる、といった類のコマーシャルも見かけます。これは科学的根拠のいっさいない迷信にすぎません。毛穴の皮脂をとりさることと、薄毛や抜け毛の予防との間にはなんの関連性も認められないことことは、皮膚科では常識です。
まずは、タオルでできるだけ乾かしておきます。ドライヤーをかける時間を大幅に短縮できます。乾いたタオルで髪を包んで、軽く押さえるか、たたくかして、髪の水分をタオルに吸わせます。髪が多い人はタオルをもう1枚使って2度拭きしたほうがいいかもしれません。最近の男性は髪が短くても、シャンプー後にはドライヤーで乾かすのがふつうだそうです。生まれたときから身近にドライヤーがあったためか、「シャンプーしたらドライヤー」が一連の流れとして、からだにしみついているかもしれません。
私はドライヤーを使ったことはほとんどありません。水洗髪が終わったらタオルで拭いて、自然乾燥させるだけです。髪の長さが5cmほどと短いから、自然乾燥でもあっという間に乾きます。ドライヤーは髪や頭皮を傷める原因にもなります。長いならともかく、髪が短ければ、男性であれ女性であれ、ドライヤーを使う必要はないと思います。ドライヤーのいちばんの問題は「熱」です。毛髪はケラチンとよばれるタンパク質でできていて、タンパク質は60度以上になると、変性してしまいます。また、たとえば、和紙をぬらして板の上などに広げたとします。自然乾燥だと、和紙は板にぴたっと貼りついたままの状態で乾きます。

水洗髪をする頻度や水の温度は

思いたつ日が吉日、が原則ではありますが、長い連休を利用して始めるのも賢い仕方です。始めたばかりの頃はどうしても頭皮がベタついたり、ニオイが気になったりしがちです。です。家に閉じこもれる連休なら、他人の目や、「他人の鼻」を気にしないですみます。いきなり、一気にやめるのも方法です。です。でも、その人の性格やライフスタイル、職業などによっては、それがむずかしい場合もあるでしょう。それなら、徐々にやめていく方法もおすすめです。たとえば、仕事のない週末の2日だけ水洗髪にして、週3日、4日……とだんだん水洗髪を増やしていくこともできますし、シャンプーの使用量を少しずつ減らしていって、最終的にゼロにする方法もあるでしょう。月に1回しか、シャワーで洗髪していなかった私の恩師の話を冒頭で紹介しましたが、最近では、どうやらもうすこし間隔があいているらしいのです。長い年月、シャンプーをしてこなかったために、に、ほとんど皮脂が出なくなっていて、水で洗う必要さえほとんどないのでしょう。しつこいようですが、それでいて、先生がにおったことは一度としてありません。でも、いきなり先生のマネをするのは、山登りの経験のない人がヒマラヤ登頂をめざすようなもので、いくらなんでも無謀すぎます。長年、毎日シャンプーをしてきたわれわれ「凡人」は、水洗髪でも1日1回のペースから始めるのが現実的なようです。
私たちの体内温度(からだの中の温度)は36~37度ですが、皮膚表面の体表温度はそれよりも1~2度低くて、34~35度です。皮脂はこの温度で液状のまま出てきたのですから、34~35度あれば洗いながせます。ただし、シャンプーのように毛穴の中の皮脂まで根こそぎとりさるようなことはなく、必要な分の皮脂は残って、髪の毛をコーティングして、毛髪を守る役割をします。ます。また、残った皮脂の一部は空気にふれて酸化して、ニオイの元である酸化物に変わりますが、よくしたもので、こちらは34~35度あれば、すべてきれいさっぱり洗いながせるのです。もちろん、汗も流れます。
ということで、34~35度のぬるま水(ぬるま湯ではありありません)で洗髪しましょう。でも夏ならともかく、季節によっては冷たく感じるかもしれません。不快でない程度の水温で洗えばいいでしょう。あまり熱いと、保湿のかなめである細胞間脂質を溶かして、髪や頭皮を乾燥させてしまいますので、気をつけてください。

水洗髪の基本とは

ところが、シャンプーをしすぎると、人によってはフケが大量に出るようになります。毛穴や頭皮にシャンプーがしみ込むと、それを解毒したり排除したりするために、頭皮では炎症が起きます。頭皮はその部分をすべて、新しい細胞と入れ替えようとしますから、猛烈に細胞分裂をさせて、できた新しい細胞を、どんどん炎症部分に送りこみ、ダメージを受けた古い細胞を次々と皮膚の表面に押しだします。そのため、死んだ古い細胞であるフケが大量に出るわけです。ところが、ややこしいことに、シャンプーをしすぎるすぎると、これとはまったく逆に、ほとんどフケが出なくなるケースもあります。過度なシャンプーによって頭皮が極端に乾燥すると、
と、皮膚の細胞分裂が著しく低下して、新しい細胞がほとんどつくられなくなります。そのため、フケの「材料」である角質細胞の数も減るので、フケがほとんど出なくなるのです。また、表皮細胞が死んでできた角質細胞は正常なら、保湿効果の高い角質細胞へと成長します。ところが、過度なシャンプーによって頭皮が極端に乾燥すると、十分に角化していない細胞が未熟なまま頭皮の表面へ押しあげられてしまいます。未熟な細胞は命が尽きても、乾いたフケとして、順調にはがれおちることができません。この場合も、フケは出にくくなります。ほとんどの方が、フケが多いと、病的だと考え、少ないと安心しています。しかし、フケは多すぎても、反対に、少なすぎても、健康な状態ではないのです。そして、脱・シャンプーをして水洗髪に変えると、頭皮が健康になっていき、それにつれて、大量にフケが出ていた人はその量が減るでしょうし、し、ほとんどフケが出ていなかった人は、逆に、フケが少し増えたように感じることでしょう。どちらのタイプの人でも、「適量」に近づいていくわけです。なお、健康な頭皮のフケは粉に近いくらいに小さめで、粒の大きさが均等です。反対に、不健康な頭皮のフケは、大粒でその大きさが不揃いです。
頭皮を健康、かつ清潔に保てて、薄毛の予防につながる脱・シャンプー。肌もきれいになり、目も健康になって、おまけにこれまでシャンプーやリンスなどに費やしてきた手間や時間やお金がかからなくなり、なり、浴室も、シャンプーやリンスなどのボトルが消えてすっきりします。いいことずくめの脱・シャンプーに、さっそく乗りだしましょう。始めるタイミングは、夏や梅雨など、皮脂や汗が増える季節ではつらいかもしれません。そのほかの季節に始めるほうが、ニオイやベタつきのことを考えたら、ラクかもしれません。でも、大変だからといって、毛根にダメージを与え、猛毒をからだに取りこみつづけることは1日も早く断ち切る方がいいことは明らかです。思いたつ日が吉日、やる気になったときこそ、季節に関係なく、ベストタイミングといえます。

頭皮のベタつきは最初のうちだけでかゆみはおさまる

意味がないどころか、皮脂の分泌量を増やしたり、常在菌を殺したりすることで、頭皮や毛髪をかえって不潔にして、ニオイも強くすることになるのです。
脱・シャンプーのいちばんのネックになるのが、始めた頃に経験する「ベタつき」でしょう。長年シャンプーで皮脂を洗い落とし続けてきたせいで、皮脂腺が発達するだけ発達していて、つねに皮脂がジュクジュクジュクジュクと大量に出続けますので、夕方頃にはベタついてくるかもしれません。しかし、それをがまんして水洗髪を続けていれば、頭皮にはつねに皮脂が適度に残っているので、皮脂を分泌し続ける必要がなくなり、皮脂腺はしだいに小さくなり、ベタつくほどの皮脂は出なくなります。その日はかならずきますので、それを信じて続けていただきたいと思います。
患者さんの頭皮を診ている限りでは、水洗髪をスタートして3週間ほどたつと、皮脂の分泌量が少なくなりはじめるようです。そして、個人差はありますが、皮脂腺がすっかり小さくなって、ベタつきを感じなくなるのは4-5ヶ月といったところでしょうか。
脱・シャンプーを始めてしばらくの間は、かゆみを感じる人も少なくないようです。かゆみも、その原因はベタつきやニオイと同じです。つまり、長年シャンプーを続けてきて、て、発達してしまった皮脂腺が縮むまでには、それなりに時間がかかり、それまでの間は、たくさんの皮脂が分泌されることになります。皮脂は空気にふれて酸化して、過酸化脂質に変わります。たくさんの皮脂が分泌されていれば、過酸化脂質の量も多いわけで、大量の過酸化脂質は頭皮を刺激し、炎症を起こさせます。かゆみは、この刺激や炎症によるものなのです。水洗髪を続けているうちに、しだいに皮脂腺が小さくなり、それにつれてかゆみもおさまっていくでしょう。患者さんを診ている限り、多くの方が1か月もしないうちに、かゆみから解放されるようです。
ただし、1か月以上たっても、かゆみがいっこうにおさまらない場合や、頭皮のあちこちが赤くなったり、大粒のフケが多かったり、ちくちくしたりむずがゆかったりという症状があるのであれば、マラセチアが原因の脂漏性皮膚炎の可能性が高いので、症状が続くようなら、皮膚科で治療が必要な場合もあります。
皮膚の表面、表皮にある表皮細胞は、28日ごとに新しく入れ替わっています。皮膚のいちばん表面にあるのが、角質細胞です。表皮細胞が死んで、角化した細胞で、皮膚を外界の刺激などから守っています。
ます。いまある角質細胞も2~5日後には自然にはがれ落ちて、新しい角質細胞と入れ替わります。古くなってはがれ落ちた角質細胞を、からだなら垢といい、頭皮ならフケといいます。したがって、頭皮が正常であれば、少しぐらいのフケは出るものなのです。

正しいシャンプーを使えば不潔とは無縁

シャンプーという行為は薄毛の原因となり、さらに、肌まで荒らす元凶です。女性に限らず男性も、肌の健康のためにも水だけの洗髪を始めるべきです。とくに、乾燥肌、敏感肌、アトピーの人には一刻も早く、シャンプーをやめていただきたいのです。アトピーの肌では、バリア機能が著しく低下しているので、シャンプーの最中に泡が少しついただけでも、シャンプーの成分が皮膚の中に入りこみ、肌がかぶれて炎症を起こします。アトピーの方こそ、担当の医師と相談のうえ、1分1秒でも早くシャンプーをやめて、水洗髪に切り替えていただきたいですね。
シャンプーをやめれば髪や頭皮にいいことばかりだということはわかったけれど、水で洗うだけでは汚れが落ちないのではないか、不潔になるのではないか。そう思っている人が大半でしょう。しかし、さきほどのくりかえしになりますが、実際には、水だけで洗っているほうが、皮脂の分泌量が少なくなる分、頭皮も毛髪も清潔に保てるのです。事実、水だけで洗っている人の頭皮を顕微鏡で見ると、きれいなものです。皮脂も汚れもちゃんと落ちています。
人間のからだから出るもので、水で洗いながせないものはひとつとしてなく、汗も皮脂も血液も、大便も小便もすべて水で流せます。だから、水で洗ってさえいれば、髪もからだも清潔に保てるのです。
ニオイも同じです。ニオイの元は、皮脂が酸化してできる脂肪酸や過酸化脂質、アンモニアや硫化物などです。それらニオイの元は、水ですべて流せます。シャンプーをやめたばかりで、皮脂がまだたくさん出て、ベタついているうちは、とくに髪の長い方などは、ニオイが気になるかもしれません。でも、シャンプーを断って4~5か月もたてば、皮脂量が減り、皮脂腺がすっかり縮みますの気にならなくなるでしょう。
もちろんそれよりも早い人も大勢います。いずれにしても私は脱・シャンプーを実行している人のそばで、不快なニオイを感じたことは一度もありません。
ただし、20~30cmまで近づいて頭のニオイを嗅げば、皮脂が頭皮に出てきたばかりの、皮脂自体のかすかなニオイはします。が、それは決して不快なニオイではありません。ます。が、それは決して不快なニオイではありません。

シャンプーが恋しいなら、「純せっけん+クエン酸」

化粧品には界面活性剤や防腐剤、さらに、保湿成分、有効成分などと称する、さまざまな化学物質が大量に含まれていて、それらが肌を乾燥させ、常在菌を殺し、新陳代謝を著しく低下させ、炎症を起こさせて皮膚を不健康にして、肌の老化を早めてしまうのです。というわけで、美肌のために私のクリニックにいらっしゃる患者さんたちには、には、化粧品によるスキンケアをできるだけやめていただいています。1か月に1度の診察のたびに、患者さんの肌をマイクロスコープで診ていると、少しずつではありますが、キメが整って、色が白く均一になり、乾燥も改善されて肌がふっくらとしてくるのがわかります。
その変化は少しずつ、ときには数か月、そしてときには何年もかかって改善していきます。ところが、ときどき、急カーブを描くようにぐんと肌の状態がよくなっているケースがあります。
ます。多くがシャンプーをやめて、水洗髪に変えたときです。シャンプーやトリートメントに含まれている化学物質とその害について述べました。
た。界面活性剤はバリアを破壊して頭皮を乾燥させますし、配合されている化学物質は皮膚の細胞を死滅させる細胞毒性を持ち、また、環境ホルモン(内分泌攪乱物質)として作用をする物質さえあります。ます。洗髪のたびに、少量とはいえ顔にもこういう物質がたれてくれば、肌にも健康にもダメージを与えないわけがありません。シャンプー以上に危ないのが、トリートメントです。多くの人がトリートメントに含まれる有効成分有効成分(有害成分というべきですが)を洗いながしてしまってはもったいないからと、ざっとすすぐだけにしています。トリートメントの化学物質にコーティングされた髪が四六時中、顔にふれつづけるのですから、肌が炎症を起こしてかぶれてもふしぎはありません。シャンプーとトリートメントをやめれば、それらに含まれるさまざまな化学物質にいっさいふれずにすむのですから、シャンプーをやめた患者さんの肌が一気に急カーブを描くように改善されるのも合点がいくというものです。反対に、化粧品をやめたのに、顔がチクチクしたり、赤くなって荒れたりといったトラブルが続く患者さんも少数ながらいらっしゃいます。そういう患者さんたちにシャンプーをやめていただくと、トラブルが消えていくケースは少なくありません。もし、耳のうしろや盆のくぼ、顔の生えぎわなどがチクチクかゆくなったり、赤くなったりしていたら、シャンプーとトリートメントが「犯人」の疑いが大いにあります。